先日記事にも書いた家賃交渉が成功してから数か月、少し浮いた分は積み立てにあてる事も出来、日々ルンルンで過ごしておりました。
そしてある日不動屋さんから突然のメールを受けたのです。
「大家さんがフラットを売る必要があるとの事で、Camiさんが引っ越せる状態にあるか確認したいです。」
ぎょえーーーーーーーーーーーーー!!
なんだよ、新家賃を享受したばかりだよ。
とほほ。。
物件見つけるのも大変だし、Unfurnishedだから引っ越し代も余計にかかるし、宇宙は私に積み立てさせない気か!!
という事で4年ぶりに物件巡りをすることになったので、その冒険録をつづっていきます。
(ちなみに家賃交渉の体験記はこちら)
不動産屋さんからのメール
「大家さんがフラットを売る必要があるとの事で、Camiさんが引っ越せる状態にあるか確認したいです。勿論今すぐでなく、都合の良い日で良いのですが、今年中に売りたいとの事なので、早めだと助かります。ご意見聞かせて下さい。」
こんな内容のメールを貰って、
「断る!(`・ω・´)」
なんて返信できる猛者はいるのだろうか。。。
詳しい理由は聞いてはいないとの事なのですが、不動産屋さんと話した際に言っていたのは、Covidの事もあり、ここ一年程で、経済的な事情で手放したいという連絡が増えてきたので、同じ事情だと思う、との事でした。
現在の住まい
さて、今のフラットには4年ほど住んでいます。
これまでに学生寮やハウスシェアを含めて、イギリスでは10回程引っ越しをしてきましたので、まあまあ修行は積んできている方かと思います。
過去の物件と比べ、今の場所は本当に最高レベルなので、ここに引っ越した時に
私のロンドン生活はこの先ずっとここで良い!!
なんて思ったものです。。
本当に気に入っていましたし、家賃も下げる事が出来たので、このニュースを聞いた時はさすがにへこみました。
しかしながら事情はどうであれ、きっと引っ越しをする方が良いのだとすぐに切り替え、家探しを始めたのです。
どうやって家を探すのか
私は大手の物件ポータルサイトを利用しています。
賃貸用と購入物件用がサイト内で分かれており、不動産エージェントの物件が掲出されています。
各不動産企業/支店の広告だけでなく、仲介料をセーブする為に直接大家さんが貸し出したい場合に使う、Open Rentというサイトもあるのですが、下記のサイトには、Open Rentのフィードも含まれていますし、エリアは全国を網羅しているので、物件数としては多いと思います。(ちなみにスペインなどホリデー用の物件もありますね)
他にもありますが、最大手の二つを紹介します。
Zoopla https://www.zoopla.co.uk/
Rightmove https://www.rightmove.co.uk/
まめな業者はどのサイトにも同じ物件の広告を載せるので、上記2サイトを通してかぶっている広告もありますが、掲載数や内容が、実はまちまちです。
基本的な検索機能もエリア、価格、条件、寝室数などで絞れるので、同じなのですが、使い勝手がちょっと違います。
検索できる価格帯
Rightmoveは、物件数が多い価格帯は小さく刻まれているのですが、Zooplaは一律なので、ピンポイントでこの値段という設定が出来ないので、検索結果数が大きくなります。
結果リスト表示
Rightmoveは検索直後のリストの状態で、複数の写真のサムネイルが見られるので、詳細ページに飛ばなくても、リストからスクリーニングがある程度可能です。
ちなみに、筆者個人的に、いつかは住みたい憧れのエリアの一つであるHampsteadを例にしてみました。
複数の写真の掲載がある場合、リスト上で写真を確認できます。
シャワールームでなくてバスタブのあるバスルームが希望、ニュートラルな色味の壁や床が良い、など条件がある場合、詳細をクリックせずに、写真を見る事でリスト上でふるいにかけられるので、時短になります。
Zooplaは、検索リストに、記事掲載日、いつ入居が可能なのか、の情報もフィードしてくれているので分かりやすいです。
詳細画面の比較
Zooplaの詳細画面のListing Historyから物件の公開歴と家賃の推移も見る事が出来ます。
これはRightmoveにはない機能です。
Reducedという文字がついていても、いつどのくらい下げられたのかが分からないし、どのくらいサイトに載っているのか、真実なのか誇大広告なのかが分からないので、ちょっと不安だなと個人的に思います。
また、まめじゃない業者も多いので、サイトにあげている物件の管理をちゃんとしていない所も勿論存在します。
内覧のリクエストで問い合わせたのに、連絡もなしで、翌日見たら物件が消えているなんて事もざらなので(そんな業者完全アウトですが。。)、その点Zooplaはまだ透明性があるものの、しかしながらお守り程度ではあります。
筆者のポータルの使い方
私は、住みたい、もしくは興味のあるエリアは決まっていますので、両方のサイトの新着を見比べています。
また先日身に着けた、地区によって大きく異なるカウンシルタックスも考慮に入れ、家探しの対象から省いた地域、逆に検索対象に入れた地域もあります。
カウンシルタックスについての記事はこちらから
ポータルサイトをとっても、掲載物件が被る事も、異なる事も起きるので、もれなく確認したい場合は、地道に両方通うに勝る方法はありません。
まとめ
という事で、両者の利点を全て一つにしたサイトがあれば最強なので、そんな物件ポータルの爆誕をお待ちしています!
しかし前々から非常に疑問なのは、載せる物件の写真、何でもっと気合入れて撮らないんだろうw
びっくりするくらいのカメラの解像度や、家の荒れ具合のまま撮って載せてるものが、ほぼ半数くらいなんではないかと思うくらいあるのですが、住んでほしくないという事なのでしょうか?
横になってしまっていたり
もはや何部屋なのかかすらわからない
私も含め、家探しの参考にもなれば幸いです。
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