生きた英語を無料で学ぶ方法。ネットの力を使い倒す

英語学習

こんにちは!!Camiです!

今回は、前回の続きで私が行っている英語学習方法です。

ちなみに、英語だけでなく、他の言語でも全く同じなので応用も利きます。

〇前回の記事

ここでは、「英語を話せるようになりたい」というちょっと漠然とした目標に近づく為の方法に焦点を当てます。

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感情が分かる教材を選ぶ

ネットでおすすめされている教材や参考書は、本当に沢山の物がありますね。

私も沢山の書籍、例えば、語法や語彙、文法など、本棚に詰まっていました(先日母が全て処分してくれました)

でも周回出来るくらい続いた本は、一体何冊あったかしら。。。(汗

ネイティブによって監修されていたり、書かれていたとしても(○○先生のネイティブが使うフレーズ集といったもの)、提供する側、出版社側が用意したものです。

市販の教材で使われている文章などは、会話やメールの一部です。

切り取られた一片、特に紙の上だけですと、話の流れ、登場人物の関係、感情などが一切含まれていません。

だからこそ、その一部で使われている、フレーズを暗記しようとしても、日常には当てはめづらい。

好きこそものの上手なれ

アニメやゲーム好きの外国人で日本語を流暢に話される方が多いのですが、彼らは、物語の最初から、キャラクターや展開を追っているからこそ、どんなシーンやシチュエーションでどんな表現をするのかを連動して覚えているんです。

作品が好きですから、そのため定着も早いんですよね。

(勿論、言語学的に見て、母音と子音の数は欧州言語の方が日本語よりも多く、周波数の帯域も違うので、欧州言語がネイティブの人の方が耳でキャッチできる音が多い為、有利であるという所はありますが、この場では割愛します)

そうすると、市販の物には興味がない物も相当含まれている事になりますから、実はそれがストレスになって続かない原因になってしまったり、使えるシチュエーションがそもそもないから手ごたえがないという状況に陥ります。

興味がない事、親和性のない事をやっても楽しくないですからね。。

決して出来ないわけじゃない

私たちは、もう十分中学校や高校で英語は勉強してきています

前回の記事とも重なりますが、仕組みの理解をどんなに深めても、その仕組みを使って届けたい物がないと、結局使えないのです。

では何をするかというと、自分の趣味を明確にして、その得意を活かします

コンテンツを自分で選ぶ

一昔前までは、提供された教材がメインの時代でした。

しかし、今はオンラインが充実し、一般の人も提供する側に回り、コンテンツもジャンルも増え、数多くのサービスが安価、もしくは完全無料で使えるようになりました。

翻訳機能の発展も目覚ましく、外国語のサイトも、Google翻訳で日本語(や他の言語)に変換してくれます。

機械翻訳なので、勿論完璧ではないですが、一昔前までの相当ロボロボした不自然な翻訳と比べたら、大分血が通った自然な翻訳になってきています。

最強の英語学習ツールはオンラインに存在する

ここでフル活用をおすすめしたいのがYoutubeです。

NetflixTEDも良いです。

Netflixの注意点としては、映画やドラマは、氷や炎やドラゴンが飛び交わないものでも、結局は「ファンタジー」ですので、現代人の実生活からは乖離しています。

その為、選ぶものはドキュメンタリーなど、本当に生の人がしゃべっている物の方が良いかと思います。

  • Netflixは音声だけでなく、サービス元が公式として提供している字幕を複数の言語から選べます。
  • TEDは、音声は英語ですが、こちらも字幕をつけられます。

*ドキュメンタリーやTEDは内容がアカデミックな物が多いので、ビジネス英語や試験対策等には特に使えます。

クローズドキャプション(CC)とは

Youtubeも、動画によっては、動画制作者側で字幕を用意してくれている場合もありますので、字幕設定をオンにする事で、利用する事が出来ます。

CCと字幕は同義です。

それとは別に、Youtubeは、字幕の自動生成を動画投稿者側で設定する事が出来ます。

その際、誰がどのように字幕を作っているかというと、Youtubeのシステム側が音を認識して、文字に起こしています

自動生成CCの場合、例えば小説やドラマのキャラクターの名前や、固有名詞など、一般的でない単語や、話している人のアクセントもそうですが、データベースで全て網羅されているわけではありませんから、そういったものは、近い発音の別の単語に勝手に置き換わります

その為、完全に正しい字幕ではありませんので、動画のジャンルやトピックは注意する必要があります。

教材としてのYoutube

例えば、どうぶつの森が好きだとした場合。

■どうぶつの森の英語タイトルを調べ(Animal Crossingですね)、このゲームの何について調べたいのかを検索します。

ここでちょっと英語を調べる工程がありますが、例えば

他の人の島を見てみたい!

場合、知っている単語を並べればOKです。

島訪問は、「 island tour」です。

■しかも、検索でAnimal Crossingを入れた瞬間、頻繁に検索される関連キーワードが勝手に出てきます。

そしてその中に既に島訪問が入っています。

■検索結果が英語で出てくるので、その中から好きな物を選びます。

 

選ぶにしても、そもそも何が書かれているのかさっぱりだという方は、画面をGoogle翻訳にかければ、自動で翻訳されますので必要に応じて、表示言語を入れ替えてみてください。(ブラウザはGoogle Chromeを使って下さい。)

■画面の自動翻訳の方法は、画面のどこでも良いので余白を右クリックすると、下のようなポップアップが出てきます。

参考画像がなぜか、英語のものを「Englishに翻訳する」という意味不明な表示なのですが、オレンジのあたりに出ているはずなので、「翻訳」コマンドを選びます。

■そうすると、このように全画面を一瞬で日本語にしてくれます。(微妙な日本語訳もあるものの、機械の渾身の翻訳です)

■たまたまですが、今回選んだのは、アメリカ人Youtuberの方のアイランドツアー動画でした。

そして、再生を押すと、このように何もない状態で始まります。

■そこで、CCを入れてみます。

CC設定は画面右下メニューのオレンジで囲った四角いボタンです。

■これを押すとこのように、黄色い部分が出てきて、画面下部に字幕が生成されます。

この場合は、Auto generatedと左上に出ていますので、自動生成です。

動画の元言語が英語である為、英語のCCしかないと思いますが、あるのとないのとでは大違い!

隣の歯車アイコンの設定から再生速度を変えて、好きな速さで再生することも可能です。

そして、一回こういった動画を見ると、Youtubeさんがアルゴリズムで、同じような動画をごりごり勝手におすすめしてくれますから、またその中から別の動画やチャンネルの物を見て行きます。

勝手に持ってきてくれますから、これほどお手軽な物はありません。

そして、同じジャンルの関連動画を幾つか見ていると、別の制作者でも、言い回しが似通っているのが分かると思います。

これが、あつ森を語る上での基本の語彙と表現です。

平易な会話向けの英語なので、日常会話で使われている基本の文法もこれで学べてしまいます。

ちなみにこのジャンルの表現に慣れてくると、関連する他のジャンルにも応用が出来ます。

例えば、あつ森なら、リアル世界では、ペットや家のデコレーション、スローライフでしょうか。

海外のあつ森仲間と、島の開拓の話を出来たらどうでしょう?面白くないですか?

例えば他にも、旅行や、ヨガ、ディズニー、ガーデニング、車、釣り、コーヒー、Vlog、フォートナイトなどなど、本当に何でも良いので、日本語じゃなくて、それを英語で見てみる。

そうすると何がすごいかって、自分の普段の行動を、ネイティブが英語に変換してくれているものを見ているようなものなので、そのまま英語での表現方法が学べてしまうというわけです。

医療やプログラミングのような専門的な物でなければ、動画で使用されている単語は基本的な物なので、ほぼほぼ知っている単語しか使われていないのが分かると思います。

字幕が表示されるので、ノートに書き起こしたり、それを何度も音読したり、シャドーイングもできます。

自分の生活に密着しているからこそ、実際に使える表現として身につきます。

もし、聞くよりも、読む方が得意である方は、YoutuberはサイトやSNSも連動させている人が多く、大体概要欄にリンクを貼ってくれていますので、そこからサイトに飛び、記事ベースで、同じ情報を得る事が出来ます。

さっぱり分からなかったら、上で説明したように、サイトの表示言語自体をGoogle翻訳で一括日本語にしたり、ピンポイントで単語だけ調べたい場合はWeblioで調べればOKです。

Weblioはこちらから

良い動画の選び方

特に実作業が発生するもの、例えばDIYやお料理、お菓子作りなどは、画面の中の人が行動をそのまま英語で言ってくれるので、分かりやすいかと思います。

「玉ねぎをみじん切りにしてあめ色になるまで炒める」

を言えた方が、

「これは彼がトムの姪に買った人形です」

みたいな、これどこで誰が言うんですか例文より、ずっと使えるし応用も利くと思いませんか?

参考書をいくら頑張っても、IKEAの家具のリメイクの話や、最新のAppleの製品の話はできません。

話せる事があって初めて、外国人と話す時に、実際に話が出来るようになります

趣味や好きな事を話せれば、自分がどういう人間なのか、紹介も兼ねられるので、興味のある事を使わない手はありません。

筆者がチャンネル登録しているYoutuber

因みに、私が良く見ているYoutuberのお二人を紹介します。

私はパーソナルファイナンスやミニマリズムに興味がありますので、こういった方たちから英語面でもインスピレーションを受けております。

Nate O’Brien

Before you continue to YouTube

ニューヨーク在住。勉強になるトピックを扱っています。

話し方も癖がなくわかりやすいです。

まだ22歳なのにこの落ち着き方。。私も精進します!

Malama Life

Before you continue to YouTube

マウイ島のYoutuberの方。ミニマリズムとシンプルライフスタイル。

風景が素敵で癒されます!!

イギリス在住のライフスタイル系でおすすめのYoutuberがいらっしゃいましたら、是非教えて下さい!!

最後に

良質な書籍も勿論ある中で、本屋さんに売られている物の中で「間違いだらけの英語」とか「ネイティブはこう言わない」みたいな物があると悲しくなるんですよね。

これも、前回の記でにも書いた「間違ってはいけない文化」の悪い癖だなと思うのです。(前回記事はこちらから)

実際には、受け手は聞く努力をしてくれますし、話の流れやその場の雰囲気などで、話し手が外国人でも、理解をしてくれることが殆どです。

細かい所にこだわりすぎて機会を失ってしまうより、個性として大事にしたい。

そして今はネットが爆発的に進歩したからこそ、直接海外に行かずに、画面を通してその国の文化や生活様式まで見られます。

たとえ留学などで海外に飛び出しても、どんな人と出会って、どのような関係を築けるかはわかりませんから、世界各国のあらゆるバックグラウンドの一般の人が自分たちの生活を公開してくれている事、それを無料で享受できる事は凄い事だなと思います。

本当に物は使いよう。

これだけあるリソースをうまく使えば、絶対に伸びるし、自信にも繋がります。

これからも気楽に、一緒に頑張っていきましょう!!

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