日本で外資系企業に転職するには?外資系転職エージェント利用体験記

Career Change

不思議な天気で、4月になったにも関わらず、本日はロンドンでは雪が降りました。。。

気温の上下も激しいので、体調には気を付けましょう。

満足でも、外を見てみても良いはずだ!

今の職場や仕事が好きだとしても、大きく年収もアップできるチャンスを求める事は積極的にやるべきだと思っていますので、CV(イギリスの履歴書)を更新したり、定期的に現在市場に出ているポジションの調査はしています。

在宅勤務になって数か月経った2020年初夏、英国を離れて、もう一度日本に戻る事を考えた時がありました。

私と近しい境遇の友人などの話も聞いた上で、ロンドンと東京で転職活動を始めたんですよね。

また、同時に、日本に帰る帰らない、職場を変える変えないに関わらず、「今の自分の価値はどんなもんだろう」という疑問もありました。

転職活動はリスクもないですし、更には、自分に合い、自分の能力が発揮できて、周りから感謝される環境である事が、個々の能力を最大限に伸ばし、企業の成長にも直結すると考えるようになりましたので、

「えいやっ(`・ω・´)」

という気持ちで試してみたんですよね。

その時に初めて利用させて頂いた日本の外資系のエージェントを通しての、転職体験談となります。

筆者スペック

一応、私の紹介ですが、私はテック界隈の隅っこあたりをねぐらとしています。

英語力は参考として、10年以上前に取得したIELTSは7でした。

まずはエージェンシーに登録

まずは必要事項を記入しアカウント作成後、英語の履歴書を送ります。

エージェントの方が返信をくれますので、その後、時差も距離もある事から、電話でお話となりました。

コンサルタントの方との面談

私のバックグラウンドや業界に強いエージェントの方との電話面談でした。

  • どういった企業や職種が希望か
  • 今回転職を考えた理由
  • 希望年収やその他の希望要項があれば

すぐに、企業の名前が出てこない私に、○○社は?とか■■は?と提案してくれたり、私の希望する方向をうまく引き出してくれる方で、とても頼りになるなと思いました。

ちなみに、ネイティブのコンサルの方との英語での会話でした。

面談を通して英語力を図られていたかと思います。

面談後

面談中に挙げて頂いた案件の詳細を頂いたり、他のエージェントの方からも、希望の業界や職種の沢山の紹介を頂きました。

しかしながら、転職する上で、気になるところもありますよね。

転職する際に年齢はどのくらいネックになるのか

私はイギリスの企業で、採用も関わる事も度々あった為、自分の体験としてお話しすると、イギリスでは、採用の決定に年齢や性別という要素を使用する事は文化としてありませんので、こういった数字などを考慮する事は殆どありません。

しかしながら、日本では事情が違う事は理解していましたし、それが外資系だとどのくらい重要視されるのかは気になっていました。

私は心はまだまだ20代ですがw地球での年齢は30代ですので、この年で大丈夫なのか、という懸念はやはりありました。

CVへの生年月日の記載は不要ですし、先方より聞かれる事もありません。

ただ、これまでの経歴で、おおよそ予想できるとは思います。

しかしながら、幾つか進ませて頂いた企業との面談での主なトピックは、これまでの経験や業務自体についてでしたし、書類の段階で年齢がという理由でふるいにかけられる事もありませんでした。

このあたりはちょっとほっとしました。

どのくらいの英語力が必要なのか

コンサルの方との面談や、他のエージェントの方とのやりとりや、頂いた募集要項は英語でした。

各企業との面談ですが、勿論面談の担当者の国籍にもよりましたが、日本語と英語は半々でした。

しかしながらこれは、採用を希望する企業や職務内容で相当違うと思います。

ベースの英語力としては、高い方が良いとしか言えません。

TOEICは読み書きの能力試験なので、点数は目安にならないかと思いますので控えます。

頂ける案件の内容

面談の時に、英語での会話はチェックされていると思いますので、それに応じて案件を選りすぐっているとは思いました。

勿論業務でどのくらいの英語を使用できるかは、実際の企業との面談をする必要があります。

外資系といっても、日本にオフィスを構えている事、また、他の地域のオフィスやクライアントの有無にもよるので、業務で使用する日本語と英語の使用率は半々くらいなのかな、というのが体感です。

私はテック界隈の端っこあたりwなので、案件としては、海外のベンチャーやテック企業の、日本オフィスや部門の立ち上げに関するものなどを頂いています。

サポート

こまめにフォローアップの連絡をくれますし、英語の履歴書の書き方や、面接への臨み方などのレファンレンスも充実しているので、心強いなという印象を受けました。

良い転職先が見つかったら

日本から海外、海外から日本でも同じだとは思いますが、海を渡るわけですから、リロケーション周りについても先方としっかりお話ししましょう。

引っ越しまでの期間や、新しい土地に生活の基盤を移すためのサポートも勿論交渉するべきです。

最後に

まずは自分の市場価値を図るにも、転職活動をしてみて初めて分かるものだと実感しました。

長く同じ組織にいると、それに慣れてしまいます。

それでチャンスがあるのに見過ごしてしまうのはもったいないと思うので、出来るだけアンテナを張っておくのは自己投資としても良いと考えます。

私がお世話になったのエージェント(ロバートウォルターズ社)のリンクはこちらです。

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