Personal finance 関連書籍のおすすめ3選

Mindfulness

英語力の増強とファイナンスに強くなれたら一石二鳥だと思い、ピンときた文献を日々あさっております。がちがちのファイナンス本も資産運用の基礎や考え方、実践方法を学ぶ上でもちろんとっても大事かと思います。しかしながら、様々な書籍に触れることで、実践の前に、実は自分の考えや状態を知る事が近道かも?と思わせてくれたので、技術力の前にまずは土台として必要な力を得られると思った書籍を紹介させていただきます。

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ファイナンスの王道といったらこれ

Rich Dad Poor Dad (Robert Kiyosaki)

動画で要約もしてくれるチャンネルも多々あり、まずはそちらを見てから大分内容が分かった上でこちらの本を読みました。

何より、ロバート少年が、周りの人たちとの関係を通して、どのように考え方をトレーニングしていったのか、当時のアメリカの空気感も一緒に味わうことができ、ストーリーのある読み物としても楽しむことができました。

Rich dadから課されるタスクを友人とこなしていくのですが、時代背景も含んで考えると、原文でしか味わえない臨場感がありますし、Rich dadがぽろっとこぼす真理が頭によく響くんですよね。

まずは書籍の要約を見てから、読んでもよいと思います。

自分自身を運営していくビジネスマンとしてのマインドセットやノウハウが詰まっていると思いました。

改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 [ ロバート・キヨサキ ]

価格:1,760円
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感想(71件)

まずは知らぬうちに持たされていたブロックに気づくことから

The Mindful Millionaire: Overcome Scarcity, Experience True Prosperity, and Create the Life You Really Want (Leisa Peterson)

ファイナンスと直接つながらなさそうなタイトルかと一瞬思ってしまいそうになりますが、それは大間違いだと気付かせてくれた書籍です。

そもそもどういうきっかけでこの本を手にしたか記憶がないのですが、とにかくレビューが良かったのとピンと来たので、試してみたんですよね。(海外インフルエンサーも投下してくれる{おすすめ書籍}動画にて、いろんな人から紹介される頻出タイトルにも当てはまらないですし、そういった紹介きっかけではなかったはず)

お金に対するマインドセットや思い込みは、自分のものではないと気付くこと。切々とそれを全体を通じて繰り返してくれます。

また、脳科学の観点から、脳の各パーツの機能をしっかり解説してくれます。記憶や思い込みがどう作られるのかや、瞑想の効果、反復によるプログラムで作られた回路は変形させることが可能であること、などなど、科学的なチャプターもあります。

制限になっていたかもしれない記憶や、思い込みがあったことを認めて、可能性に満ちたストーリーでお金に対する見方を書き直すワークもふんだんに用意されています。

後半は、本人のファイナンスの段階に合わせ、具体的なステップアップの方法を書いてくれています。こちらは国によってやり方も違うのかなと思うので(著者はアメリカ人の方です)完全に当てはめることは難しいかもしれませんが、当てはまる状態になったら参考にしたいなと思っています。

こちらの本は、思い込みは自分のものではない事、周りからの影響でしかない事、だからこそ、上書きできる事などなど、「制限的な信念」のヒーリングにとても有効だと思いました。何度も何度も、「あなたのせいじゃない」というメッセージが出てくるので、何度涙したことか。。。

子供や人を育てる上でも注意したいと思う点や、ヒントや気づきも沢山ありました。Kindle版がなかったので物理本を購入しましたが、下線だらけにしてしまいました。

まずはこちらで「自分のせい」という呪縛を解き放つのがお勧めです(溶かせなくても気づくことで十分)。

チアリーダー的存在Badassシリーズの緑の本

You Are a Badass at Making Money: Master the Mindset of Wealth (Jen Sincero)

こちらは超有名中の有名なJen Sincero氏のBadass(何度も繰り返して言うのはいかがなものかw)シリーズから緑のファイナンスにフォーカスした書籍になります。

ご自分の経験を通して、ドジ話や子供の頃の話を面白おかしく入れながら、コーチとして独立してから携わった方々の色々な成功体験も交えられています。各チャプターの最後には、お金にまつわるマントラや宣言と、お金に対する自分の考え方を書き出すエクササイズが入っています。

黄色の本の方はインフルエンサーもお勧めしているのを私はよく拝見していたので、その存在は知っておりました。

書き方が特徴的というか、すごくカジュアルで、テンションアゲアゲなところがあります。使われる言葉も、良い意味で受け狙いというか、笑かせようとしてくれるのがわかります。なので、結構びっくりする表現が使われていることもありますので、会話でうっかり使わないように注意が必要です。控えめに言ってもぶち上げているので読む際の状態によっては受け付けがたい場合も、もしかしたらあるかもしれません。

全体を通して鼓舞してくれて、笑いを誘う本書ですが、読み終わった今でも一番痛烈に鮮明に残っているのは、中盤くらいで書かれる俳優ジムキャリーのエピソードの部分です。

完全に無名だった頃のジムキャリー。売れてない時期の一幕で、将来の展望も何もわからないけど、缶入りのビーンをつつきながら、超笑顔でLAの夜景を見下ろしていた、という一文で私は号泣。Oprah Winfreyとの対談をかいつまんだものですが、とてもユーモアにあふれる本書の中で、急に綺麗な文章が出てきて、情景を鮮明に想像する事ができたんですよね。

缶入りのビーンってこれですよ。

もしかしたらハインツでもなかったかもしれない。

調べてみたら、一部ではありますが映像がありました。終始にこやかでめっちゃいい人そう。

こちらの書籍も、自分で想像できることは存在している、というメッセージが全体を通して根幹にあります。

まとめ

いずれも面白く、一気に読める内容ですが、何度か読み返したいなと思わせてくれる書籍です。

マインドの部分から整えていくのは関係なさそうで意外?かもしれませんが、心が軽くなったので、それもとても有益だったと個人的には思います。

もしピンとくるものがありましたら是非手に取ってみてください。

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