キャッシュバック最強か?Chase Bankを試してみる。

Personal Finance

ポイント還元やキャッシュバックはクレジットカードの特典であり、その中でもやはりAMEXが強いものの、お店によっては使えない所が意外とあるのが難点なんですよね。。。

その際は別の方法でお支払いする必要があるわけですが、そう考えるとこれまで泣く泣く無に帰してきたポイントになれなかったポンド達は結構な量になっている気がします。

しかし救世主?的なDebit Cardが参戦しましたので、今回はそのご紹介となります。

 

〇Chase Bankに年利4.1%のセービングアカウントが登場しました。*2024年3月時点のものです。記事はこちら

Chase関連の記事はこちら

Chaseの1%キャッシュバックは12か月間だけではなかった?
UKの実質金利が2022年を通して爆上がりしつつ、2023/2/2にとうとう4%になりました。という事で銀行などの利息も比例して上昇しており、1年前くらいは2%程度で喜んでいたのが懐かしいです。 Chaseの概要はこちら tps://cam...
Chaseの1%キャッシュバックが無期限延長!
2024年の3月31日で終了になるかと思っていたChaseのキャッシュバックですが、過去2年ほどお世話になっているChaseユーザーに対し、無期限で1%のキャッシュバックが延長されると朗報がありました。しかしながら発動条件が現行のルールと変...
Sponsored links

Chase Bankとは

https://www.chase.co.uk/gb/en/

その名もChase Bank

Chaseという名前の通り、母体はJPMorgan Chaseです。アメリカの大手の投資銀行でありつつも、個人向けサービスもアメリカ国内で展開しておりましたが、それがUKにも上陸しました。

https://www.chase.co.uk/gb/en/

Chase Accountを開く

携帯のアプリと連動型

MonzoやStarlingと同じ方式で、Chaseのアカウントに、必要なお金をトランスファーしてデビットカードとして使えるというものです。

Master Cardなので、ほぼ問題なくどこでも利用が出来ます。

ネイビーのカードが届きます

カードはネイビーで、こんな感じで紙のカードに挟まれてやってきます。

申請時にカードに刻みたい名前を選べるのですが、その時に選んだ形で銘が入ります。

カード自体はセキュリティの為だと思いますが、カードには口座番号やソートコードの記載はありません。なので、口座情報を確認したい時は携帯のアプリを開く必要があります。

メリット

還元率1%!

携帯のアプリでキャッシュバック設定をオンにすると、その日から12か月間、このカードで支払うと1%のキャッシュバックが付いてきます。

おそらくこれは新規のユーザーを増やす為の有限のキャンペーンかとも思いますし、キャッシュバックの特典も一年目だけで、それ以上は延期があるのかもわかりません。

という事で、携帯のアプリで先行してカードを作ることになるので、キャッシュバック期間を最大限有効にするには、カードが届くまで下のこの画面で止めておけば開始されません。

ここで止めてもカードは届きます。

アクティベートすると、そこから12か月が始まってしまうので、オンにするタイミングはこのカードを実際に使う必要が出そうな時にすると、効率がちょっとだけ上がるかもしれません。

海外でも手数料なしで利用できる

昨今ではインダストリー標準になってきていますが、こちらも海外で使用する時に手数料がかかりません

日本に帰国した際や海外旅行に行った際も、Master Cardのレートで現地の通貨に換算されるのみで、他にかかる手数料は0です。

 

しかも、このキャッシュバックの12か月以内であれば、海外での利用も還元の対象になるので、支払い額が多くなりそうな時に使うのもねらい目です。

Round Upすると5%の利息が付く

何か購入した際に切りが良くない場合、支払い額から次のポンドまで以下の端数がラウンドアップされ、その端数はアプリの紐づいた別のアカウントに貯める事が出来るのですが、その端数貯金の利息驚異の5%となります。

例えばコーヒーを£2.85で購入したとすると、次の切りのいい額は£3になるので、£3を払う代わりに、プラスした£0.15分は、ラウンドアップアカウントに入り、その端数分は利息が5%分で計算される、という感じです。

一回のお買い物につき、数ペンスから数十ペンスではありますが、他はどのクレカでもポイントカードでも、ポンドに満たない分はポイント還元の対象から漏れてしまう事がほとんどなので、チリツモの気持ちで行って全然損はないです。ラウンドアップは永続の機能のようです。

ラウンドアップについては携帯のアプリでオンオフを選べ、いつでも変える事も可能です。

JP Morgan Chaseが母体

歴史のある米国大手の投資銀行のサービスなので安心感があります。

勿論、未来永劫100%安泰というものは存在しないとは思いますが、老舗なので信頼が出来そうというのは大きいです。

デメリット

キャッシュバック対象外の商品に注意

このリストが結構長い。

一部分抜き出しますが、税金の支払い、トランスファー、引き落とし、車、バイク、貴金属、有価証券、クリプト、アンティークの購入などは還元対象外です。

これを見ていると、ざっくりですが、普段のお買い物の範囲内であれば対象なのかなというのが分かります。

〇対象外アイテムのフルリストはこちら

https://www.chase.co.uk/gb/en/legal/Cashback-FAQs/

まとめ

1%のキャッシュバックは、今の所は、個々人で携帯で設定をオンにした時点から一年限定であるものの、これだけで作っておく価値は十分にあると思います。

5%のラウンドアップもあるという事は、お支払いした額が全て何かしらの利息対象になっているので、払った分の端数取りこぼしをカバーできますね。

また、海外で手数料なしで使えるというのも、やはり恩恵としては大きいです。

超大手のJP Morganという事で、一枚作っておけば便利なのではと思います。

 

Chase Bankの年利1.5%セービングアカウントについての記事はこちら

Comments