イギリス、Stocks and Shares ISA口座について。投資を始める

Personal Finance

イギリスのISA(アイサ)は4種類あり、その中でもStocks and Shares ISAが投資運用向けとなります。

多くの伝統的な証券会社や金融機関、ここ10年ほどで普及しているFintechの携帯アプリもStocks and Shares ISAを提供しているものもあります。

大手の証券会社を参考に、私個人で利用しているプラットフォームも紹介します。

 

☆投資を始める前に

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イギリスのISAのおさらい

まずは、イギリスのISA制度の概要をさらっと見てみます。

■ ISAの年間の運用非課税額上限は£20,000.00

■ 非課税運用期間は無期限

■ ISAで運用している商品の配当金(Dividends)も非課税

初めての家の購入か年金に利用できるLifetime ISAもISAの一種です。

〇Lifetime ISAについて

https://camiinlondon.com/uk-lifetime-isa

Stocks and Shares ISAと、Lifetime ISAの両方持つことは可能です。

しかしながら、個人の年間の上限額は£20,000.00なので、この枠を両方(他の種類も持っている場合は複数)のISAで共有します。

Stocks and Shares ISAは、一年度に一つ開設する事と運用が出来ます。

例えばプロバイダーAを今年は使っているけれども、Bに乗り換えたい場合、アクティブなISA口座がある場合、次の年度(各年の4月5日)からBでISA口座を開き、運用をする事ができます。

この間、Aの口座は放置する必要があります。

イギリス大手のプラットフォーム

Hargraves Landsdown 

https://www.hl.co.uk/

 

 

ロンドン証券取引所(LSE)上場、FTSE100にもインデックスされている超大手。

個別株、BlackRock(iShares)、Vanguard、Invescoなどが提供するファンドやETFも購入可能。

 

一回の取引にかかる手数料   £11.95
口座維持費 0.45%(£250,000以下の場合。以降残高により変動し£2M以上だと無料)

Fidelity 

Fidelity International | ISAs, Shares, Funds & Pensions (SIPPs)
Fidelity could help maximise your investments with our expert guidance, wide fund range & competitive pricing. Financial...

アメリカの会社ですが世界規模でビジネスを展開しています。

こちらも個別株、State Street(SPDR)やBlackRock(iShares)、VanguardなどのファンドやETFも購入可能。

一回の取引にかかる手数料(オンライン) £10
口座維持費 0.35%(£250,000以下の場合。以降残高により変動し£1M以上だと無料)

Vanguard

 

https://www.vanguardinvestor.co.uk/

*VOOやVT、VTIといったETFでおなじみのVanguard社。(*これらのETFはニューヨーク証券取引所(NYSE)登録銘柄となります。)

一回の取引にかかる手数料 £0
口座維持費 0.15%

Vanguard独自で展開しているファンドやETFのみが購入対象となるので、State street(SPDR)やBlackRock(iShares)、Invescoなどの商品は購入できません。

筆者個人の現状

個人的にはまだまだ取引の額も少額ですし、Stocks and Shares ISAの口座はVanguardをメインで使っています。

まずはISA年間上限額の£20,000.00をきっちり使い果たす事を目標にしています。

証券口座の残高£2M超えしたらHLなどが良いのでしょうか。。

まずはそこまで行けるようになってみない事にはわからないですね。

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