英国の中央銀行の実質金利が下がる様子もなく、2024年初頭には5.75%くらいまで上がるのではとささやかれていたりします。
これを受けて、チャレンジャーバンクやビルディングソサイエティ(信用金庫)など、定期もインスタントアクセスも含め預金金利が上昇し続けています。
インデックス投資を長期続けた場合の生涯成績は4%から5%に落ち着く事を考えると、それを上回っている銀行の預金金利は使わない手はないと思います。
Fixedタームで定期を初めても、その後金利が上がると、契約期間中は最初に始めた金利据え置きになるので、今1年や2年など長期の定期預金を始めると、どうなのかなという気はします。
私はLloydsの12か月のMonthly Saverを金利が5.25%の時に始めたのですが、今始める人は6.25%です(涙)昨年始めた際の5.25%は当時トップクラスでした。
既存口座と紐づいているレギュラーセーバー
現在金利で高そうなのは銀行の普通口座保持者向けのセービングアカウントです。6%以上なのが以下の4銀行。HalifaxやNationwideなども5%以上ですが、高い方が良いに越したことはありません。
2023/8/10現在
Regular Saver (7%) – 月々の入金額£25から£300。12か月間のみ
Monthly Saver (6.25%) – 月々の入金額£25から£400。12か月間のみ
Digital Regular Saver (6.17%) – 月々の入金額£1から£150。無期限。上限£5,000
Digital Regular Saver (6.17%) – 月々の入金額£1から£150。無期限。上限£5,000
問題は一気に入金が出来ないので爆発力が無い事です。またFirst DirectとLloydsなどは12か月間と限りがあるので注意が必要です。
定期の場合
通常の12か月以上の預金ですと、各銀行おおむね6%に乗ったところがトレンドの様です。預金上限が高いので、多額を一気に保管したい場合はこちらを利用するのが良いかもしれません。
実質金利は2024年をピークに下がりそうとも予想されているので、預金金利も下がる前に長期の定期を始めるのも戦略かもしれません。ただ引き出せないのであくまで使わないであろう額にした方が賢明かと思われます。
私の貯蓄状況
定期預金は不自由な事から個人的にインスタントセーバー系を使っています。
Barclays Blue Rewards Rainy Day Saver (5.12%)上限£5,000
Tandem (5%) 12か月間0.35%のボーナスを追加でつけるのをお忘れなく。上限£250,000
日ごろ使っているカードは1%のキャッシュバックが付くChaseです。

こちらもセーバーが付いてきますが4.1%なので他行と比べると利用価値は微妙です。。
Chipが金利のトップだった頃からそれなりに長く使っているのですが、Tandemに抜かれてしまいました。という事でインスタントセーバー界ではTandemが現在一人勝ちなのでそちらに移りました。
まとめ
どんな形のセーバーでも5%がかなり浸透してきている印象です。かなり頻繁に各銀行の金利が変わっているので、動向を見て高くなった所に移し替えるのも検討すると細かく金利を上乗せ出来ます。
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